整体業界の現状
整体術について
一言で「整体」といっても現実日本では非常に多くの組織・団体・流派があり、それぞれが独自の理論・思想・価値観にもとづいて施術をおこなっています。
また、整体と似たような骨格矯正手技療法に、カイロプラクティックやオステオパシーがあり、さらに、エステ等のリラクゼーション系でも矯正をしているところもあります。「整体」と看板を出していてもその実、マッサージしかやらない……なんて店もあり、かなりまぎらわしく、わかりにくい状況となっているのが現状です。
本来、整体・カイロプラクティック・エステ……等各療法にはそれぞれ歴史があり、特長があるのですが、日本ではこの業界に対する法律がきちんと整っていないので、内客の明確な差別化ができず、「なんでもあり！！」の野放し状態となっています。そして、これらの療法は客観的な基準のない民間療法のため、施術者のレベルはピンキリで、どのような施術をやっているのかは、とりあえず行ってみなければわかりません。さらにややこしいのは、矯正をしない手技療法（リンパマッサージ等）や世界各国の伝統的な療法（タイ式マッサージ等・口ミ口ミ等）が街中にあふれているので、体に何らかの不調を感じ、それを改善したいと考えている方はとても困惑されてしまうと思います。
医業類似行為（保険が使える治療）が行える国家試験は、柔道整復師（整骨院・接骨院）、あんま師、鍼灸師、マッサージ師（日本では「マッサージ」と言う単語は広く一般的に使われているのでリラクサロン等でも「マッサージ」と表示でしているところもありますが、本当は、有国家資格者しか使えません）、それ以外は民間資格です。民間資格はそれぞれの組織や団体が独自の基準で技術を教えているために、組織や団体によって質の差があり、客観性に欠けやすくなっています。その結果、前述のとおり、施術者のレベルが「ピンキリ」となっています。
当店の施術の中心は、私の師匠（現・拳法館四代目館長・高橋輝之先生）が確立した「拳法館高学流療術」です。それは、日本古来の伝統的な整体術と師匠が学ばれた日本体育大学体育医学研究室・同大学院で得た知識を基礎に、長年の研究・実践の成果として創出された非常に説得力のある整体術です。「身体へのアプローチは『球』でなくてはならない」という整体哲学を基本に、あらゆる角度から原因をさぐり、様々な手法で症状や体質に合わせたオーダーメイドの施術おこないます。一度当店をご利用頂いたお客様はおわかりだとは思いますが、極力体に負担をかけず、じわ～っと、ゆっくり体のゆがみを整え、筋肉のバランスを調整し、つらい症状を根本的に改善していきます。
