わとくかわら版 第5号
＜運動のススメ＞2
前号では体を動かす事をお勧めしたので、今号からは手軽にできる運動をご紹介していきます。
まずは手。
手には脳(特に言語・思考をつかさどる大脳)につながっている神経が非常に多い為、
手を積極的に動かすと脳が刺激を受け、脳の働きが活性化すると言われています。
「手は第二の脳」と言われるゆえんです。
手の動きの基本はじゃんけんのグーとパーの動き。
腕を両肩の高さまでまっすぐに伸ばし、手のひらは下を向けてください。
グーは力強くしっかりと握ります。
パーは指と指の間を出来る限り開いて力をいれます。
これをじっく、ゆっくり繰り返してください。
(5回以上～少し疲れるまで。立っても座っても可)
指の筋肉は肋骨(あばら骨)の周りの筋肉までつながっています。
その筋肉は呼吸とも関係しています。
グーとパーの動きは呼吸を深くするためにも有効です。(画像の図①参照)
次は手首を回す動き。
背筋をm伸ばし、腕は45度くらいの角度。
肘を伸ばして手のひらが上に向くようにしてください。
手首を上に曲げ可動域いっぱいにゆっくり手を回します。
内回し外回し各10回くらい。
立っても座っても可。
手首を回すことで腕・肩の柔軟性が高まり、肩こりの改善が期待できます。(画像の図②参照)
今度は腕。
背筋を伸ばし、足を肩幅に広げて立ってください。
腕を真横に方の高さまで上げ、手のひらを下にします。
左右の腕を逆方向(左腕を前側、
右腕は後側)に雑巾を絞るようにしっかりとひねります。(3～4秒)
ゆっくり戻して左腕を後側、右腕は前側にひねります。
この運動も肩こりに効果的ですし、二の腕の引き締めにもなります。(画像の図③参照)
